クロス教育 Q&A
クロス教育に関するQ&Aを纏めました。皆さんからの質問を追記していきますので、プログラム登録する際の参考にしてください。
- Q1:クロス教育の授業が学科の必修科目と重なっています。どうしたら良いでしょうか?
クロス教育修了の認定は、4年間の積み重ねの結果です。今、重なっていても来年は変わるはずです(もし、必修科目が2年続けて重なっていたら、最初に不合格になると留年確定になってしまう学部学科もあるので、そうならないように工夫されているはずです)。まず、必修科目を最優先で履修して、次年度にクロス教育を履修してください。クロス教育は計画的にどうぞ。 - Q2:クロス教育のメリットはなんですか?
必要単位を修得すると卒業時に「修了認定証書」を交付します。また、卒業前に所定の要件を満たせば、申請に基づき、「履修証明書」を交付しますので、就職を考えている場合には就活で活用してください。 - Q3:履修登録が済んでからクロス教育に登録しようと思うのですが、それで大丈夫でしょうか?
プログラムによっては、履修人数を制限していることがあります。クロス教育は、できれば早めに申請することをお勧めします。もし、今年履修できなくても、クロス教育修了の認定は、4年間の積み重ねの結果なので、来年に申し込むことも考えてください。 - Q4:履修登録しようとしたら「定員になりました」と表示されて,登録できませんでした。履修できないのですか?また,授業も受けられないのでしょうか?
クロス教育プログラムへの履修登録がなくても、もちろん授業は受けられます。まず、学びたい授業の単位をとっておいて、必要な単位が揃う見通しが立ったときに、もう一度クロス教育の履修登録をしてください。そのときにも、まだ「定員なので履修登録できません」という表示が出たら、教育企画課のメールアドレス(epd-kkikaku@office.shimane-u.ac.jp)または窓口(学生センター1Fの6番)にご相談ください。 - Q5:クロス教育とは何?
ご自身が入学した学部?学科では専門分野を深く学びます。それとは別に、異なる専門分野や分野横断的なものの見方、知識、を身につける教育がクロス教育です。これら両方の学びにより、さまざまなことが急速に変化している時代に求められる「解のない課題に取り組む力」「創造的な仕事を行う力」を育むことができます。 - Q6:クロス教育の単位は、卒業に必要な単位とは別ですか?
全学基礎教育や専門教育の選択科目、自由科目の枠を活用すれば、卒業に必要な単位内でクロス教育を修了できます。ただし、アドバンストプログラム(20単位)やトランスボーダープログラム(30単位)については、卒業要件単位数を越えて授業科目を履修する必要があるかもしれません。所属する学部学科やコースの選択科目や自由科目の枠などを確認して下さい。 - Q7:最初にクロス教育の履修登録をしても、どうしても単位が足りない場合は、どうなりますか?
残念ながら「修了認定証書」は出せませんが、学部?学科の定める卒業単位が揃っていれば卒業できます。 - Q8:アドバンストプログラムの場合、最後に「学びシート」で修了判定を受ける、とありますが、最後に不合格になることはありますか?
そうならないよう、履修を決心した段階で、教育企画課に相談してください。あなたの「学びの設計」について、様々な専門の先生方と一緒に考えましょう。 - Q9:最初に登録したクロス教育を、途中で変更することは可能ですか?
学びたいことが入学時から変わることは当然ありますから、変更はもちろん可能です。プログラムによっては、人数制限がありますので、変更するときは履修キャンセルフォームの申請をお願いします。 - Q10:先輩に、クロス教育は不要、といわれました。
クロス教育は令和6年度入学生から始まる制度なので、先輩は知らない制度だと思います。ただし、これまでは「特別副専攻プログラム」という制度がありました。クロス教育は、この特別副専攻プログラムを拡充し、さらに異分野、多様なテーマに挑戦しやすくしたものです。そのように説明すれば先輩もクロス教育の必要性を理解してくれるでしょう。 - Q11:クロス教育は受けないとダメですか?
「ダメ」ではありません。大学では、所属する学部?学科で○○学などの専門分野を深く学ぶことをイメージすると思います。専門性を身につけることも、大学での学び(=自己の成長?変化)のひとつです。しかし、現在、地域社会や企業、自治体では、既存の枠組みを超えた課題解決の取り組みが進みつつあります。クロス教育は、それを「先取り」して、在学中から越境的?融合的な学びに挑戦できるものです。皆さんの成長の一助になることを願って作った制度ですので、ぜひ履修してください。 - Q12:クロス教育に登録できません。
プログラムによって履修できる学部?学科を制限しているために登録できないのかもしれません。また、2023年度以前入学生は登録対象外です。詳細について、教育企画課のメールアドレス(epd-kkikaku@office.shimane-u.ac.jp)または窓口(学生センター1Fの6番)にご相談ください。 - Q13:履修登録したのですが、確認メールが届きません。登録できているでしょうか?
申し込みが集中しているために、確認作業に少し時間がかかっています。数時間内に届かない場合は、教育企画課のメールアドレス(epd-kkikaku@office.shimane-u.ac.jp)、または窓口(学生センター1Fの階6番)にお問い合わせください。 - Q14:クロス教育が、いまいちわかりません。
入学式でお渡ししたパンフレットを、今一度ご確認いただきたいのですが、そもそものところがわかりにくいかもしれません。クロス教育、越境的な学びについて、さらに詳しく知りたい方は「クロス教育基礎論(大学教育センター、鹿住)」という遠隔授業(前?後期開講)もありますので履修してください。 - Q15:クロス教育のプログラムに含まれている科目をひとつだけ受講したいのですが、クロス教育に履修登録しないと、受けられませんか?
そんなことはありません。学務情報システムに履修登録すれば、プログラム中の特定の科目だけ受講できます。ただし、受講定員の少ない科目では、プログラム履修者を優先する科目もあるので、授業科目一覧やシラバスを事前に確認して検討してください。 - Q16:「テーマ別プログラム」に含まれている授業科目を知りたいのですが?
「クロス教育」のウェブサイトに、詳細を掲載しています。 - Q17:トランスボーダープログラムの10単位の「専用教育プログラム」の具体的な内容はなんですか?いつから受講できますか?
トランスボーダープログラムの「専用プログラム」では、自ら解決すべき課題を設定し、プロジェクトを企画?実践します。その伴走支援を大学教員や企業?団体の協力者がおこなう予定です。「専用プログラム」は、令和7年度から開講します。今年度は、その他のクロス教育プログラム(10単位×2)での学修を続けて下さい。 - Q18:トランスボーダープログラムを履修すると、卒業要件単位数124単位を超えてしまいます。
アドバンストプログラム(20単位)までは、卒業要件単位の範囲内で履修できると思います(ただし、選択したクロス教育のプログラム以外にも、個別に学びたい授業科目があったりする場合、所属する学部?学科によっては、卒業要件単位数を超える可能性があります)。トランスボーダープログラム(30単位)については、全てを卒業要件単位の内に収めるのは困難かもしれません。トランスボーダープログラムを目指す人は、早い段階から計画的に履修計画を立ててください。 - Q19:教育学部の1年生です。クロス教育は履修できませんか?
教育学部は教育職員免許状の取得を卒業要件としているために「同学部異領域専門プログラム」は提供していません。しかし「テーマ別プログラム」および「他学部学問基礎プログラム」は、所属する学部に関係なく、すべての学生が履修できるので教育学部生も履修できますし、それをベースに「アドバンストプログラム」「トランスボーダープログラム」へ進むことも可能です。ただし、教育学部のカリキュラムでは、教育実習や介護等体験など、教師を目指す学修が必須です。教員養成のカリキュラムを越境して、クロス教育に挑戦したいか、できる余裕があるかどうか、しっかり考えて下さい。 - Q20:クロス教育の登録はいつまでにしたらよいでしょうか?
卒業判定の為,登録は卒業年次の最終学期の授業履修登録期限までとしますが,プログラムによっては人数制限がありますので,計画が立てられたら,なるべく早く登録することをお勧めします。また,履修証明書が必要な方は,余裕をもって申請してください。
【クロス教育にかかる問い合わせ先】
教育企画課(学生センター6番窓口)
E-mail:epd-kkikaku@office.shimane-u.ac.jp