公開日 2022年09月28日
生物資源科学部環境共生科学科 吉岡秀和准教授がサポートしている、2020年から国土交通省出雲河川事務所の主導により開始された斐伊川尾原ダム下流における土砂還元事業に関する国際研究発表がなされ、Best Presentation Awardを受賞しました。
この発表では、2020年から現在までの斐伊川尾原ダム下流における土砂還元事業の実施規模や実施場所がレビューされるとともに、ダム下流における土砂ダイナミクスや土粒子の粒径分布、付着藻類の繁茂量、魚類の生息状況等の変遷についての現地調査結果や数値シミュレーション事例が報告されました。今後とも、事業の効果に関わる調査研究が行われていく予定です。
発表情報
Fukuda Y.(足球即时比分工営), Kawaguchi Y.(国土交通省出雲河川事務所), Moriwaki H.(国土交通省出雲河川事務所), Yoshioka H.(島根大学), Muramatsu M.(足球即时比分工営), and Shibahara T.(足球即时比分工営): An interim report of the river restoration project by supplying sediment at down-stream of Obara Dam, The 15th Asia Impact Assessment Online Conference, September 16-18,2022, Online. Proceedings, p.33.
会議URL
The 15th Asia Impact Assessment Online Conference
http://www.jsia.net/3_activity/koryu/English/AIC2022/schedule.html
関連記事
- 生物資源科学部環境共生科学科 吉岡秀和 准教授らの研究成果が斐伊川漁業協同組合の広報雑誌「瀬音」第15号に掲載されました
- 生物資源科学部環境共生科学科の 吉岡秀和 助教らが河川流量の最適化問題を無限次元確率微分方程式を用いて論じました
- 生物資源科学部 吉岡秀和 助教が助言提供している「土砂還元」が斐伊川 尾原ダム下流で試行されました
- 生物資源科学部環境共生科学科 吉岡秀和助教の記事がWiley社のオンライン統計事典Wiley StatsRef: Statistics Reference Onlineに掲載されました
- 生物資源科学部環境共生科学科 吉岡秀和 助教らの研究成果が斐伊川漁業協同組合の広報雑誌「瀬音」第14号に掲載されました
- 生物資源科学部環境共生科学科 吉岡秀和 助教が国際会議ICSDWE2021でBest Oral Presentation Awardを受賞